ありがとうございました。
営業の前田です。
つい先日の事ですが、父方の祖母が天寿を全うしました。
大きな病気にかかる事なく、誰に迷惑かける事なく、
静かにこの世を去っていきました。
以前から体力が急激に落ちてきていたので、覚悟はしていました。
が、早朝ということもありその瞬間には立ち会う事ができませんでした。
それ自体は残念ですが、
最後に祖母らしいエピソードを看護師さんから聞きました。
夜中に見回っていた看護師さんは
息苦しそうな祖母に酸素ボンペを装着したそうです。
その際祖母は看護師さんを見つめながら、笑顔で「ありがとう。」と言ったそうです。
それが祖母の最期の言葉でした。
自分はこの話を聞いたとき、さすがお祖母ちゃん!と思いました。
昔から祖母は子供だろうが、孫だろうが、小事、大事問わず
必ず「ありがとう」を言える人でした。
昔はいちいち言わなくても良いのにとさえ思っていました。
が、社会人になってその難しさを痛感しました。
お礼は意識しないと言葉に出てきません。
言えてるつもりでも全てをカバーできてません。
後になって「あの人にお礼を言わなくては!」と思った事はありませんか?
意識していると後からどんどん思い出して後悔します。
これは「ありがとう」に限った話では無く、大切な事だと思います。
自分の考えも思いも口にして発信していかなければ伝わりません。
口にせず伝わる相手がいるなら凄いことですが
なかなか巡り合えるものでもありません。
しかし、発信していかなければ勘違いされたまま終わってしまいます。
祖母には「ありがとう」を通して色々なことを学ばせてもらいました。
まだまだありますが、今日はこのあたりで。
改めて、ありがとうございました。